お問い合わせ
会社概要 ソフトウェア 開発ブログ サポート

2005年12月10日

[フィードとは] 日本語版作りました

 かなり前になりますが、http://xml.feeds.jp/ というドメインを個人的に勢いで取っていたのですが、特に使い道が見つからず、ずっと寝かしたままになっていました。で最近、IE7でWeb Feedsという名称を使うとかなんだかで、注目されてきて、何か有意義な利用方法がないかとずっと思っていたのですが、時間も無いので放置してたという訳です。

で、本日仕事でMT3.2のブログのテンプレートを弄っていたら、下のような[フィードとは]というリンクがあって、RSSやらAtomフィードの説明リンクがありました。ところが、リンク先が米SixApart社のサイトのページで当然ながら英語です。

このブログのフィードを取得
[フィードとは]

これでは親切ではありません。ちょっと検索しましたが、中々適当な替わりのサイトが見つかりません。そこで、 http://xml.feeds.jp/ に、サクッと作って見ました。もし同じようなことで悩まれたことがあればご自由にご利用ください。

まったく個人で保持しているドメインなので、商業サイトとして利用するつもりもありません。無保証ですが、大した維持費用もかかってませんので、近い将来急になくなるとかはありませんし、他の用途に用いる予定も今の所まったくありません。

内容的なフィードバックは、とりあえずこのエントリのコメントでお願いいたします。

投稿者 BlogWrite担当 : 17:09 | コメント (3) | トラックバック

2005年10月21日

Feedフォーマットの歴史、バージョン、起源とか

一部でちょっとRSSというか、Syndication フォーマットというか、Web Feedsのバージョンとか歴史とか話題になってました。 確かに混沌としているのですが、簡略化すれば分かりやすくなるけれど、多くの場合、簡略化しすぎて間違いになってしまいます。

ということで、とりあえず作って見た図。 (OpenOffice2.0を使いたかっただけとも言う)

Feed-History-tm.gif 

追記:OpenOffice.org 2.0 Draw形式のオリジナルファイルのダウンロードできます。改変自由、再頒布自由。

原典(ソース)を提示するのも大事なので、以下:

MFC (Apple->Netscape->W3C)
http://www.w3.org/TR/NOTE-MCF-XML/
http://www.w3.org/TR/NOTE-MCF-XML/MCF-tutorial.html

CDF (Microsoft->W3C)
http://www.w3.org/TR/NOTE-CDFsubmit.html

scriptingNews (Userland)
http://davenet.scripting.com/1997/12/15/scriptingNewsInXML

RSS 0.90 (Netscape)
http://www.purplepages.ie/RSS/netscape/rss0.90.html

RSS 0.91 (Netscape)
http://my.netscape.com/publish/formats/rss-spec-0.91.html

RSS 0.91 (Userland)
http://backend.userland.com/rss091

RSS 0.92 (Userland)
http://backend.userland.com/rss092

RSS 1.0 (RSS-DEV)
http://purl.org/rss/1.0/spec

RSS 2.0 (Userland->Harvard)
http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss

Atom (The Atom Project -> IETF)
http://www.intertwingly.net/wiki/pie/FrontPage
http://www.ietf.org/html.charters/atompub-charter.html

ご指摘ご意見感謝。

下記ムックでもイントロ記事で、RSS&Atomについてそれぞれのバージョンや違いについても詳しく書かせていただいてます。宜しければそちらもどうぞ。

最新WebサービスAPIエクスプロ-ラ ~Amazon、はてな、Google、Yahoo! 4大Webサービス完全攻略
Software Design 編集部
技術評論社 (2005/09/23)
売り上げランキング: 6,326
おすすめ度の平均: 5
5 Webサービスの適用事例を把握するのに大変有効

投稿者 BlogWrite担当 : 20:13 | コメント (0) | トラックバック

2005年10月14日

ライブドアがフランチャイズ不動産事業参入、不動産とRSSエトセトラ

なになに...。 ライブドア不動産が不動産仲介フランチャイズ(FC)事業開始

加盟店と顧客の双方に利便性の優れた弊社FC加盟店を通した不動産取引が増加することでが業界自体の改革および活性化につながるものと考えております。

ITと不動産業界、という点ではかなり詳しいつもりですが、ライブドア参入という影響は注目したいです。「業界自体の改革および活性化」という所がとってもステキです。個人的経験からすると、エベレスト級に大変そうですが、彼ならもしかすると....。と期待しつつ、その前にここの内容の充実が先ではないかと思ったりする。

というか、レインズなど化石時代の代物を一度解体して、ライブドアに発注して1000分の一の値段で、100倍マシなのを作り直してもらえば良いのに、とココロの中で思ったのはナイショです。

冗談はさておき、今朝がた、不動産物件検索エンジンCGI公開を書いたばかりですが、開発しながら思った事が沢山あって、例えば、大抵の不動産会社は現状、自社サイトと各種ポータルサイト、 不動産ジャパン(国交省外郭団体+業界団体運営サイト)、アットホーム、ホームズ、アドパーク、イサイズ、等々様々な場所に大抵はお金を払って物件情報を自分で登録するなどして公開している訳です(場合によってはFaxとか営業マンが足で回って集めてる)。さらにはレインズもありますが、これは物がまったく違うので別とします。

やって見ると分かると思いますが、入力作業は何気にかなり面倒です、コストもかかるし。理想は一度入力したら、あとは良きに計らえ、というものです。しかもコストをかけずに。

どうするかというと、例えば、個々の不動産会社が自社サイト上で、XML形式(またはマイクロフォーマットでも何でも標準化されたフォーマット)で物件情報を認証付きで配信し、アットホーム・ホームズ・不動産ジャパン、(ライブドア不動産でも良い)等のポータルサイトが、登録した個々の不動産会社のサイトから(RSS・Atomフィードを取得するのと同じように)物件情報を取得して、物件情報を取り込めば、個々の不動産会社は自社サイトでの物件情報だけ管理すればよくなるはずです。物件情報の内容が更新されたら更新Pingの発射です。

またライブドア社と協業で不動産の物件データにフィットするRSSデータ形式やアフィリエイト広告ビジネスとの連携などの研究に着手する。

なんて事がさらっと書いてあった記事もあって、良ければお手伝いしますよ(笑)

つまりこれは実質、現状GoogleやYahooが個々のサイトを巡回して様々なページ情報を集めているのと同じです。不動産情報の場合、項目が多いし、言語解析の誤判定は避けたいので、XML形式等での特定の規格で配信する必要がありますし、認証で保護したいという理由もあるでしょうが、そういった事は対応可能ですから、あとはやるかやらないかという問題です。

もし上記のような事が上手く実現したら、不動産業界のウェブ上での下克上が起きると思います。

もちろん一人とか一社で出来ることであればすぐしているのですが、こういうのは全体的にそういう流れになるか、大手が始めるか、(結局無理だった業界団体主導でしか)ないとは思います。そういう意味でライブドアの動きは注目したい(長い目で)。

あとは、デスクトップ上(またはイントラネット内)の物件管理DBソフトから、アットホーム・ホームズ・不動産ジャパン等のポータルサイトへ直接一気に物件情報の公開が出来るような規格(API)を公開するとか..BlogWriteがLivedoorブログ、MT、シーサー等のブログサイトに投稿出来るのと同じ按配です。色々な点で、こっちの方が良くて、前向きな会社もあったのですが、一部のサービス運営会社にはかなりの抵抗感があるようでムリポでした。。

あと、他社付け(先物、流通)物件に関しても、同様で、他社付け可の物件を自社サイトでRSS等で配信しておけば、一々FAXなど送らなくても良いし、まだ空いているかどうかを各不動産会社が電話で問い合わせてくる手間も無くなって良くなるとか。埋まったものは既に埋まった物件はサイトから取り下げないといけない訳で、電話で確認+取り下げ作業というのが大変な労力になると思います。やろうと思えばこれもある程度自動化できます。

不動産業界はかなり業界としてITに関して動きが遅れていて、逆に言えばチャンスがあると言っても良いのではないでしょうか。そういう意味でライブドアにしても、やり方次第でかなり面白いことが出来ると思います(ただし業界内の色々タブーとかを上手くなんとかすればですが)。

ご存知の通り、どれも技術的には簡単に出来る事で、同等の事は既に広く行なわれている事なのです。問題はこれを業界の人に分かりやすく説明する方法だったりしますが(笑)

追記:不動産情報と位置情報に関しても、技術的に可能だけど、上記で触れたエントリでも記述した通り、現状ムリポな一例です。

というか、この文章を最後まで読んでくださったあなたは相当な不動産Geekなこと間違いなしです。

投稿者 BlogWrite担当 : 15:53 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月16日

最新 Webサービス API エクスプロ-ラ

050916_1652.gif 最新WebサービスAPIエクスプロ-ラ ~Amazon、はてな、Google、Yahoo! 4大Webサービス完全攻略

一足早く見本誌を頂きました。(<- 携帯で撮った写真なので汚くてすみません)

つい最近も、Web 2.0 API Reference などで一覧が公開され、WebサービスAPIが注目されています。上記サイトについて、はてなブックマークのコメントとかみても、日本のサービスは?といった反応も見られ始めている中、タイミングよく、4大Webサービスを扱ったムックが発売されます。

今すぐ、Hackできる実用APIについて、これだけの情報が、ここまでまとまった形で手に入るのは稀有な事かもしれません。それぞれのサービスのAPIの紹介とその利用方法が具体的に詳しく紹介されています。 また、AJAXやGreasemonkeyなど旬の話題も扱っていたりと、至れりつくせり...。もうヤバイです。

始めのエントランス部で、とりあえずRSSとAtomについて、そして来年のWeb開発での注目トレンドの一つとの声もある、AtomAPIについて。そのあと、各サービスのAPIへ....。

この一冊で、WebサービスAPIの面白さを実感できると思います。

投稿者 BlogWrite担当 : 17:32 | コメント (1) | トラックバック

2005年07月17日

RSS 2.0 と Atom 1.0 の比較

RSS 2.0 と Atom 1.0 の比較

Bray氏のサイトのページ「RSS 2.0 and Atom 1.0, Compared」を翻訳したものです。著作権は氏に帰属してないかも…(Atom公式Wikiの要約なので…後でメールで確認します)。問題があれば連絡ください。 

投稿者 BlogWrite担当 : 00:12 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月14日

Podcasting="Personal On Demand casting"

Scobleizer: Microsoft Geek Blogger

Scoble氏にとって、「Podcasting = "Personal On Demand casting"」

なのだそうです。
1.Podcastingは、RSSを使ってMP3などの音声ファイルを自動的にWebサイトからiPodまで流し込む事を指して、PodCasting。
2.iPodはアップルの製品
3.Scobleはマイクロソフトのギーク的ブログ書き屋さん。
あたりを押さえると笑えるかもしれません。

注:彼が思いついたフレーズではないです念のため。
注:マイクロソフト的には、Blogcastと呼びたいらしい。

同じエントリーで彼が指摘しているのは、MP3以外もPodcastingという名称で良いのか?という事です。
ある人はPodcastingで配信されるメディアは何でも構わないと言います。しかしScobleは、

Podcasting=RSS経由で配信されるMP3
Screencasting=Screen videos(Flash、WMV等)
Videocasting=Video(Quicktime, Windows Media Format, Real, MP4, Flash video等)
にしないか、と言っているようです。

PodcastingはもはやiPodだけのものではないので、「Personal On Demand casting」はなかなか良いんじゃないかと思います。VideocastingもScreencastingは賛否両論、議論の余地あり...。

同じく、Scoble氏のブログ経由:Windows Media PlayerのプラグインとしてPodcastingがサポートされているとの事
Doppler
RSS Radio

注:iTunes4.9ではすでに本体に正式対応されてます。

関連記事:Podcasting - ポッドキャスティング

投稿者 BlogWrite担当 : 01:34 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月10日

RSSなんて通じない

今年の夏にでもIEの最新版が公開され、RSS・Atomの登録が一般の方でも簡単になるという時期を向かえ、XMLコンテンツフィード(笑)とシンディケーション(爆)の普及は次なるフェースへ突入すると思われます。

というのも、新IE7には、FireFoxやSafariと同様に、閲覧中のページからRSS・Atomへのリンクを見つけて「お気に入り」と同じ感覚で登録出来るようになるからです。(ただし、一部で言われているような、IE=一般的なRSSリーダと同等の機能、という訳では無い) 具体的にはIE7では、RSS・Atomを見つけるとボタンが光って、ユーザはそれをクリックするだけで登録出来るようになるわけです。また、直接RSS・Atomの内容をプレビューする機能もつく(現在だと生XMLが表示される事も多い)といいます。

これで「 所望のRSSフィードをRSSリーダーに登録させるのはまだまだ敷居が高い」と言われる問題は解決します。(もし「お気に入りを登録をさせるのも敷居が高い」というのでしたらまた別ですが)

そこで問題となるのは、このまま、RSS、Atom、XML、Feedなんて名称でよいのか、という事です。現にFireFoxでは「LiveBookmark」と表現されて英語圏の人にとっては普通の人でも分かりやすい、また機能を連想しやすいものとなっています。

本当に一般化するためには、何らかの名称がないと、話題にする時も通じないのではと思うのです。「ほら、ブラウザで見つかると光って、ボタンを押すと登録されて更新があると、更新内容を教えてくれる、アレだよ」..なんて言っていたら話す方も疲れます。もちろんRSSなんていっても普通は通じません。 名前というのは意外と大事なんですよね。

MicrosoftがBookmarkを「お気に入り」との表現(個人的にはスキクナイ)で利用して一般に定着したように、今度のIE7ではどう出てくるか楽しみだったりします。

Inspired by 消費者に向かって,技術用語“RSS”を使わないように
関連記事:MSの次世代OS LonghornでのRSSサポート

投稿者 BlogWrite担当 : 16:51 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月25日

MSの次世代OS LonghornでのRSSサポート - Longhorn Browsing and RSS Team

Gnomedex 2005で次世代Windwosの Longhorn 、次バージョンのIE7でのRSSサポートの存在が大々的に公開されました。

以下簡単な要約

RSS 2.0の拡張(Simple List Extensions):RSSをリストにするエクステンション。階層構造というよりListsであり、RSSでの順番は時系列であったが、リストでは異なる。ソート指定がつく。ブログなどの時系列の“記事”ではなく、さらに一般的なリストのデータ。

プラットフォームとしてのRSS Longhorn のいたるところにRSS。プラットフォームとして、開発者向けにも、ユーザーにも。RSSの購読と管理はWindowsがOSとして管理…開発者はRSSを“料理”する事に注力。

Longhornが提供する主機能:
Common RSS Feed List - Simple List Extensionsで拡張されたRSSで記述されたRSSフィードのリスト。
Common RSS Data Store - RSSを通して得られたデータの共通の保存場所。
RSS Platform Sync Engine - 自動的にRSS(及びenclosuresで指し示されたファイル)を定期的にダウンロードするエンジン。

LonghornのIEでのRSS購読デモ:一見、機能的にFireFox似、MacOSXのSafari激似? 検索出来る。キモはRSSとWindowsの統合による、CommonFeedList(APIを使いアプリケーション間で共有できる。Windowsのユーザーリスト。)Outlookのカレンダー、RSSリーダー、IE、写真、ポッドキャスト、アマゾンの(他人の)ウィッシュリスト(wish lists)をRSSで購読。MSNでRSS検索?スクリーンセーバー 等でのCommonFeedListの使いまわしー>RSSプラットフォーム。

「MSによるRSSフォーマットの乗っ取り?意味わからないね。クリエイティブ・コモンズ(Share Alike、Attribution)だし、Dave Winerの許可得てるし。彼がリーダーだし…略」

で、最後の突っ込み、「で、いったいいつになったらLonghornはリリースされるんだっけ? lol」

Longhorn Browsing and RSS Team(Channel9 Video)

http://gnomedex.jot.com/Live(Live音声)

Microsoft, lists, RSS and me(予告)

RSS and Longhorn news coming tomorrow(予告)

追記:最新リンク
Microsoft Bakes RSS into Longhorn(eWeek記事)

RSS拡張の仕様:
Longhorn loves RSS!IEBlog
RSS in Longhorn (MSDN文書)(仕様直リン

投稿者 BlogWrite担当 : 04:30 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月02日

P2P Feed clientに関する考察

DecentralizedなP2P のネットワーク上にRSSやAtomその他の情報が流れ、クライアントは"Subscribe"しているRSS・Atomによる情報をリアルタイムに閲覧する。

P2Pを利用したリアルタイムRSS・Atomクライアント。

既存の概念や技術を揺るがすような、ソフトウェア技術のパラダイムシフトは従来から多くが個人やISVによってなされてきた。特にP2Pに代表される技術においては全米を席巻したNapsterから始り、Kazaa、Gnutella、Freenet、Winny、Groksterと様々なソフトウェアが大学生や個人により開発され、最近ではSkypeに代表される音声通話の実現に多大な貢献をしている。

P2Pネットワークにおいては、central serverを介するP2Pと、decentralizedされたPure P2Pとがある。過去の例から学ぶのであれば、大規模な汎用的P2Pネットワークを構成する要件に適するのは、後者のPure P2Pの技術である。前者のP2Pネットワーク型は管理と開発の容易さから既にIM(インスタントメッセージ)等で広く使われてきた所であるが、その設計上の理由故に、中央サーバーの管理の問題とネットワークの権利の問題が発生する。例えば、MSN、またはYahoo!のIMをシャットダウンするのは、MicrosoftまたはYahoo!の胸一存である(*1)。

ここでは、このPure P2Pネットワークを利用した情報の流通を少し考えてみる。現在のRSS・Atomリーダーは古くからのHTTPのGETリクエストをそれぞれのFeedに対し行ない、RSS・Atom形式の"ファイル"を"ダウンロード"してきた。P2Pのネットワークにおいては、"データ"は"ストリーム"として流れてくる。

現在のRSS・Atom流通に当てはめて考えると、ここで幾つか疑問が湧いてくる。


  1. RSS・Atomによる情報はどのようにしてネットワークに公開されるのか。

  2. クライアントはどのように求めるFeedを"Subscribe"するのか。

現在すでに、テクノラティやBloglines、FeedBack、Bulkfeedsといった大規模なRSS・Atomアグリゲーションサーバーが存在している。今の用途は主にキーワードによる検索だが、Update Pingによる通知や独自にアグリゲートして集められたRSS・Atomを逐次このP2Pネットワークに配信していく(*2)。それと同時に個別にこのP2PネットワークにJoinして配信する事も可能にする。

クライアントは今の方法と同じく、サイト上におかれたRSS・XML・Atomを登録し、そのURI及びFeedに関連付けられたIDを取得する。このID及びURIによる識別を利用しP2Pネットワークにより流れてくるデータから登録されたFeedのデータのみ取得する。

RSS・Atom配信者にとっては、既存の確立された方式を一切変更する事なく、中間のディストリビューション層のみ、P2Pにより置き換えることにより、全体として移行が容易、かつスケーラビリティ、スピードが劇的に改善される。

結果的にP2Pの利点である双方向性も活かし自ら情報をP2Pネットワークに配信する事も可能となる。

さらに、RSSやAtom形式のデータだけでなく、同じような他のXMLで標準化されたデータも流通させることにより、様々な"特定"用途に用いる事が可能となる。WWWから独立した新たなプラットフォームとなる可能性も秘めている(*3)。

この方式の欠点は、ソフトウェアを開発する上で、開発者だけでなくユーザも古くから馴染んできた枯れたHTTPという技術ではなく、普段使わないより高度な技術を採用しなければならない、という事にある。そのため、P2Pを利用したソフトウェアの開発は現状ではコストがかかる。HTTPの利用であれば、開発者は様々なツールやコンポーネントを利用し開発を行なう事も出来た。しかし新しい技術ではそれらの資産を利用する事は出来ず、P2Pのネットワークに関わる開発ではTCP・IPレベルの知識が要求されるだろう。しかしながら、より多く使われるほどより使われる技術はカプセル化、コンポーネント化され、開発者の負担も軽減するのは(インターネットの歴史を見ても)明らかである。

では、今P2Pによるネットワークに移行すべきなのか。これは重要な質問である。ここで提示しているモデルでは、どちらか一方の方法を選択しなければならないのではなく、クライアントはP2P経由でも情報を取得できるだけでなく、HTTP経由のGETでいままで通り直接取得することでも同じ結果が得られる、という前提は一応確認しておく。ただ、曲がりなりにも既存のHTTP GETで出来てしまう事をなぜわざわざP2Pで行なわなければならないのか、という疑問に対する決定的な答えが出ない限り、P2Pによる流通へは移行しないかもしれない。しかしながら、いつ「その時」が来るか分からないのが、このインターネットの世界の醍醐味でもある。


(*1)JabberというXMLベースのオープンなプロトコルがあるが、Pure P2Pでは無い。
(*2)この方式によるビジネスモデルとしては未知数だが、現在の負荷増大に対処するためのコストは、P2Pネットワークの利用により激減するはず。
(*3)ただし、現状ではコンテンツ流通のプラットフォームとしてではなく、コンテンツに関するメタデータの流通を目指す方が各方面の抵抗が少ないだろう。

エラそうな文体で書いてますが眠くてぶっ倒れそうな時に勢いで書いただけなので、テキトーです。

投稿者 BlogWrite担当 : 11:57 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月01日

「Developing Feeds with RSS and Atom」

Ben Hammersley氏による、「Developing Feeds with RSS and Atom」が洋書で近日発売予定として予約可能になったので早速予約しました。オライリーから待望のRSS・Atom本です。

著者は、「Content Syndication With RSS」としてすでにRSS本を出していますが、今回はAtomにかなりのページを割いて、すべて一から書き直した、まったく新しい本となっているそうです。「Content Syndication...」の方をチラッと読んだ限りで判断すると、今回の「Developing Feeds with...」はRSSやAtomを使ったXMLシンジケーションに関する本としての決定打となるのではと思います。

もっとも、AtomがIETFで正式なものとなるのは今月中のはずなので、内容がどれだけ新しい仕様に則しているか、またAtomAPIについてどれだけカバーしているのか詳細は不明です...。

でもなんだかんだ言って、手にとるのがとても楽しみだったりしています。今回は翻訳本は出るのでしょうか...。

解説:Atom

追記:
Beginning RSS And Atom Programming」も予約可になっていました。
著者の一人である、Danny Ayers氏はAtomのメーリングリストでも活発に活動しています。Atomの技術的詳細をディープに掘り下げて知るにはこちらが適しているかもしれません。

さらに調べたら、「Hacking RSS and Atom」なんてのもありました。こちらは知らなかった...。オライリーのHack本ではないようだけれど、内容は面白そう。

  • Routing RSS feeds to your email inbox
  • Integrating RSS feeds into Instant messaging systems including AOL
  • Taking your RSS feeds with you – on your Palm device, or even an iPod!
  • Combining RSS and BitTorrent
  • Creating Podcasts, and building your own podcast aggregator
  • Creating your own feeds from scratch

追追記:
あれ!日本のアマゾンだと、「Hacking RSS」になってる...。"Atom"を省くなんて犯罪だ!w


今年の春はまさにRSS・Atom本の出版ラッシュですね。どの本もAtomやPodCasting関連など最新のトレンドを前面にもってくるのではないでしょうか。

投稿者 BlogWrite担当 : 01:13 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月25日

テクノラティの日本サイトがオープン

テクノラティの日本サイトがオープンしました。去年から首を長くして待っていました。まだα版のようです。

ブログ界隈のほぼリアルタイム動向検索とでも言いましょうか...。RSSと連携していない(?)ので個人的には利用頻度は高くないですが...。色々と便利に使えそうです。

さらには、
こんな風に、自分のサイトにリンクしてくれている記事を見つけるコトも出来ます。

RSS・Atom・XML-RPC Pingによる通知に、検索エンジンを融合させるという、新正統派的(?笑)検索エンジンというだけでなく、他にも面白い機能やAPIを用意(少なくとも本家では)しています。日本サイトにも期待しています。(HepCatのようなRSSリーダとの連携も含めて)

こういったものを活用して何が良いのか、と聞かれる方に対する返答は、カスタマーが求めているものをより早く、より的確に収集することが出来るからだ、と答えています。

日本では以前から、BulkfeedsやFeedBack、ライブドア未来検索といった有名なRSS検索サービスがあり便利に使えます。

投稿者 BlogWrite担当 : 20:07 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月16日

AmazonのOpenSearchはRSS技術を元に

A9 OpenSearch

"We want OpenSearch to do for search what RSS has done for content."

OpenSearch is a collection of technologies, all built on top of popular open standards, to allow content providers to publish their search results in a format suitable for syndication. You can see how this works on A9.com.

コンテンツの配信でRSSがとても便利に使われるようになったように、OpenSearch APIは検索結果を配信、流用、他と連携して利用するためのものだそうです。
すべては、オープンな標準の上に築かれた技術を利用している、と。具体的には、RSS2.0の拡張として定義しているみたいですね。A9ですでに使われているとか。

詳しくは後ほど...。

追記:
「OpenSearch RSS format」は検索結果を返すフォーマット。RSSをXML名前空間で拡張したもの。
[OpenSearch RSS 1.0 Specification] サンプル

OpenSearch Description Document 1.0」は検索エンジンを識別し、フォーマットやサイト情報を記述するもの。検索サイトのどこかにHTTPのGETでアクセスできる場所に置いておく。具体的にどこだか仕様には書いていない。

OpenSearch Query Syntax 1.0」検索クエリのシンタックス、とっても簡単。


追追記:
重要な点を書き忘れ。RSS2.0をXML名前空間で拡張したものなので、既存のRSSリーダでの後方互換性は保たれます。つまり、何もしなくてもとりあえず今のRSSリーダー等で検索結果を取り込める、読める、という事です。もちろんもっと細かくコントロールしたければ出来る、という事です。AtomAPIの拡張もしかり。

投稿者 BlogWrite担当 : 10:11 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月03日

解説:Atom

技術評論社の編集者の方より寛大なる許可を得て、技術評論社「Software Design」2005年1月号 第2特集「次世代Webテクノロジ:Atom基礎講座」オンライン版を公開したいと思います。

解説:Atom - Atomとは何か: RSSやXML-RPCとの比較、そしてAtomAPIの使い方まで

どぞ。

#草稿を元にXHTMLを生成したので、タイポやバグってる所があるかと思います。おいおい修正いたします。なお、執筆は2004年の10月頃のため、一部情報が古くなっている個所がありますがご容赦ください。これもおいおい余力が出たら更新いたします。
もし、記事に間違い、勘違い、誤解ありましたらぜひツッコミ頂きたく思います。m(_'_)m

投稿者 BlogWrite担当 : 17:42 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月04日

RSSとAtomは対立しない

RSSとAtomの話題がチラホラ聞かれるようになった最近。

個人的には、RSSとAtomの対立という構図ではなく、しばらくはRSSとAtomは共存し(これは予想)、上手く使い分けられていく(希望的観測)と見ています。

避けられない本当の対立という構図は、実はRSS自体にあると思います。RSSにはRDFベースのRSSとそうではないRSSの2系統があります。日本ではRDFベースのRSS1.0がどうやら広く使われているようですが、特にこれといった理由なく使われているケースが多い気がします。つまり、RDFという構文(多少複雑)を持ち込んだわりに、その利点がそれほど活用されていないと思えるケースが多々見受けられます。
逆に海外では、RSS2.0に代表されるRDFベースではない方の系統が主流となってきているという話を聞きます。

「RSS1.0 (RDF Site Summary) は失敗だ」と。

個人的にはどうなるかとても興味があります。

投稿者 BlogWrite担当 : 12:24 | コメント (2) | トラックバック

2004年12月01日

フィードの数と情報過多

前の記事でのHepCatと登録RSS数の件にトラックバック頂いてコメントも付けましたが面白い話題なので、ちょっとずれますが少しばかり掘り下げたいなとか考えます。

 丁度二、三日前に、IT Conversationsが配信しているMP3を利用して、Bloggercon IIIのOverloadというセッションを聞いていました。

 これは、Bloggerカンフェレンスでの「RSSなどにより最新の情報が沢山入手できるようになった。がそれと共に、情報過多という新たな問題が起きている。いかに大量の情報を重要なものを振り分け、処理するか」、というブロガー達による議論でした。

 日々自分のしている作業も振り返り分析しつつ、微妙に考えをまとめて見たいと思います。

 このセッションの司会はMicrosoftのRobert Scoble。彼は、957のウェブログを購読してるそうです。なぜ彼はそんなに大量にRSSを登録しているかというと、「top of the world」に居たいからだ、と言います。つまり、いつも技術やトレンドの最先端に居たいからだ、という理由からだそうです。
 が、このように大量のRSSを購読していると日々大量の記事を処理しなければなりません。解決策は何か...

 「ソフトウェア的にフィルターをかまして、重複した話題やゴミを排除する」という意見。

 これに関して、PubSubというRSS検索エンジンの開発者(Atom支持者)が、システム的に自動で検閲してしまう事の危険性を指摘。(ここでRSSの第一人者Dave Winerがぶち切れる^^;)

 ソフトウェアがフィルターしてしまう事の問題点とは、自分がすでに知っているまたは注目している話題しか入ってこなくなってしまう、つまり新しい発見をする事が出来なくなってしまうという欠点です。さらに、重複した話題を扱っている記事でも、その重複しているという事自体に意味があり、例えば3人の人が話している話題はきっと重要であろう、などと判断する事が出来ます。
 Scoble曰く、「私としてはフィルターされた情報ではなく、生のあなたを知りたい」と。

 Dave Winerがぶち切れたせいで、ココで話題が技術的に解決する事から別の解決策の方へ移ります。参加者の人が曰く、「私は情報をフィルターするのに人を使っている、例えばScobleとか」と。

 つまり、Scobleのような情報通、早耳で頭が良い人の書いているBlogを購読することによって効率的に重要な情報を得ていると。個人的にこれ良いナーと思いました。

 そこで、Attention.xmlというのものに注目が集まるわけです。Attention.xmlとは、ある人が読んだもの、注目している事などを公開するための皆で決めてる策定中のXMLの規格の一つです。しかし、プライバシー的にどうかと思う訳で、自分が読んだものではなくて、いっそ逆に自分が読まなくなったものを公開した方が良いのではないかとかいう話...。

 他にも、Blog等の配信側に出来る事として、Blogのカテゴリーが役に立つと。カテゴリで整理した情報が読み手にとって必要な情報を得るために役に立つと。このBlogでも、BlogWriteやHepCatに関した専用カテゴリを設け、カテゴリ毎にRSSを用意しています。また、リンクBlogを用意して、自分が購読しているBlogのリストを公開する事によって自分がどれに重要度を置いているかを読者に提示することが出来ます。

結論

結局、自分と似た興味を持ち、かつ早耳で頭いい人のブログを登録しておく、というのが一つの方法かなと。「人」を利用した情報抽出ということです。その「人」を見つけるには結局多数のRSSを登録したり、検索しなければわからないわけですが、そのうちある程度の数に落ち着くのではと思います。
 例えば、Blog界隈のニュースを追いかけるにも、初めは全てのBlogサービスのRSSをそれぞれ取得していましたが、BLOG界の出来事のRSS一つで済むという事に気付きます。他にもあの人やあの人の情報を押さえておけば大丈夫、みたいな事があると思います。

 同じような事は、リアルな人間関係でも似たような感じで起きている事なんじゃないかなぁと思ったりします。

投稿者 BlogWrite担当 : 11:28 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月27日

Yahoo! News 検索結果をRSS対応に

Nick Bradbury氏のBlog経由:

Yahoo!の検索結果がRSSで取得できるようになったようです。(前から出来ていたのですが、今回をもって正式公開という事だそうです。HepCatのログには6月からの記事が残っていました) ちなみにRSS1.0だったのが、今回からRSS2.0だそうです。

例えば、この結果をみると、右側にRSSのリンクがあります。

そのすぐ上にあるのは、My Yahoo!への追加ボタン。My Yahoo!でお気に入りのRSSをまとめて見れるやつです。

以下、Yahooのブログ、Yahoo! Search blog: Search Tricks #2: News Searchより

高度な検索オプション:

ニュースソースは7,000以上、高度な検索もサポートしているようです。例えば、

source:bbc blair

とやると、BBCニュースに絞り込んだ、ブレア首相のニュースを検索できるとか。
他には、
場所 : iraq location:canada とやると、カナダのニュース配信社でイラク関連のニュースを検索
カテゴリ : cat:sports houston とやると、スポーツのカテゴリで、ヒューストンのホームチームに関連するニュースを検索
言語
ニュースタイプ : newstype:pr ibm とやると、IBMのプレスリリース
など。


日本のYahoo!まで辿りつくのは、早くて半年、一年後でしょうかね。日本のニュース配信社とのあれやこれやで、どうなるのか不透明な所がありますけれど...。

ニュースに限らず、本家Yahoo!は頑張ってます。こんなにRSSを配信してるんですから。さらに、いつからか正確に覚えていないですが、Yahoo! Groupsの投稿もRSSで配信されています。

投稿者 BlogWrite担当 : 19:06 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月18日

最近のRSS・ATOMと帯域

最近のRSSと帯域の話で、

この方とかこの方とかさりげなく触れられているので、それに対するRSSリーダー側の対応方法など...。

で、事の起こりは、Robert Scobleというマイクロソフトの技術系のエライ人がBlogで、「『RSS is broken』(直訳:RSSは壊れた)。全文を含める事を断念しなければならなかった。RSSはウン万の人がアクセスしだすとスケーラブルじゃない...」とか言って、それがAtomのMLで、喧喧囂囂200通以上のメールで、gzipは有効にしてるのかとか、If_Modified_SinceはとかEtag、If-None-Matchとかでたあげく、Atomでの解決策を示そう、とかなんとかいって

Apacheはステータスコード226を返せないバグがあるので、ダメじゃんというオチ。でもpacheがでた。WordPressがさっそくサポートとかしちゃって...

静的生成で負荷を下げているものを、わざわざ動的生成にしてこれに対応させる必要はないだろう...と言われるかもしれませんが、ApacheのモジュールでFilterとして動作するっポく、関係ないかも..という所がいいですが、誰が入れるか...というのが問題でね。

これに対応したRSSリーダーは、リクエストヘッダーを以下のようにします。(A-IM: feed, gzipの行を追加する)
GET /asdf/atom.xml HTTP/1.1
Host: asdf.blogs.com
If-Modified-Since: Fri, 17 Sep 2004 00:18:36 GMT
Accept-Encoding: gzip
A-IM: feed, gzip

追記:
RFC3229をサポートするサーバーとクライアント(RSSリーダー)一覧
FeedDemonが含まれてますね..HepCatも対応します。^^;




「delta encoding」仕様

投稿者 BlogWrite担当 : 11:45 | コメント (0) | トラックバック