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HepCat Dev and Test Atom/RSS対応のアグリゲーター『HepCat』の開発&テスト&アップデート情報 « MT3.0 Beta3 | Main | BlogWrite 1.0.2 » July 17, 2004 LivedoorのAtomAPIについて いつのまにか(おそらく今日?)、 この記事のコメントにある問題が修正されている事に気が付きました。 これで、LivedoorBlogでも問題なく投稿出来ます。担当の方お疲れさまです。 しかし、Livedoorが利用しているAtomAPIでの問題なのですが、幾つか不都合な点があるので、改めて整理して見ます。 追記 すでに追記がある記事をAtomAPI経由で取得すると、追記が本文に含まれてきます。それで、その記事を更新(Put)すると すでにある追記はそのままで、記事に埋め込まれた追記と重複してしまいます。 以前は”続きを読む”というリンクが埋め込まれていましたが、これがかわりに追記文そのものが記事本文に埋め込まれて 来たという感じです。 個人的には、単に追記はまったく含めずに記事本文だけ編集できたらと思います。将来的にAtomAPIで追記のサポートがあるかも知れませんし…。 改行 AtomAPIでは、”自動改行”などといったオプションがありませんので、BlogWriteでの記事投稿時に改行の設定をコントロール できません。それで記事投稿すると、LivedoorBlog側の改行の設定になってしまいます。デフォルトは自動改行ですので、 何もせずにBlogWriteから投稿すると、HTMLにさらに改行を付加してしまいます。HTMLタグの中に改行タグを入れて しまうケースもあります。 AtomAPIの仕様にまだ無い件なので、難しいと思いますが、とりあえずの回避策として、 AtomエントリーのContentタグのType属性が、text/htmlまたはapplication/xhtml+xmlだった場合は自動改行処理を 行なわない。text/plainだった場合は自動改行処理を行なうなどはどうでしょうか。 Posted by HepCat at July 17, 2004 12:47 AM | TrackBack Comments もろもろの問題ですが、昨日の反映で修正されたとおもいます。ご連絡がおくれすいません。 追記の件と改行の件は悩ましいですね。。 AtomAPI側には仕様としてないのですが、TypePad や MT3 では sixapart.com の拡張名前空間で対応しようとしているみたいです。もう少し追っていき(必要があれば新しい仕様を提案することも検討し)ます。 Posted by: miyagawa at July 17, 2004 […]

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HepCat Dev and Test Blogクライアント『BlogWrite』の開発&テスト&アップデート情報をメインに、ブログやWebにまつわる技術的トレンドなどを扱う開発ブログです。 « BlogWriteIIとHepCatIIの検討 | メイン | 12月のメディア掲載 » 2004年12月01日 フィードの数と情報過多 [ Atom/Blog/HepCat/RSS ] 前の記事でのHepCatと登録RSS数の件にトラックバック頂いてコメントも付けましたが面白い話題なので、ちょっとずれますが少しばかり掘り下げたいなとか考えます。 丁度二、三日前に、IT Conversationsが配信しているMP3を利用して、Bloggercon IIIのOverloadというセッションを聞いていました。 これは、Bloggerカンフェレンスでの「RSSなどにより最新の情報が沢山入手できるようになった。がそれと共に、情報過多という新たな問題が起きている。いかに大量の情報を重要なものを振り分け、処理するか」、というブロガー達による議論でした。 日々自分のしている作業も振り返り分析しつつ、微妙に考えをまとめて見たいと思います。 このセッションの司会はMicrosoftのRobert Scoble。彼は、957のウェブログを購読してるそうです。なぜ彼はそんなに大量にRSSを登録しているかというと、「top of the world」に居たいからだ、と言います。つまり、いつも技術やトレンドの最先端に居たいからだ、という理由からだそうです。 が、このように大量のRSSを購読していると日々大量の記事を処理しなければなりません。解決策は何か… 「ソフトウェア的にフィルターをかまして、重複した話題やゴミを排除する」という意見。 これに関して、PubSubというRSS検索エンジンの開発者(Atom支持者)が、システム的に自動で検閲してしまう事の危険性を指摘。(ここでRSSの第一人者Dave Winerがぶち切れる^^;) ソフトウェアがフィルターしてしまう事の問題点とは、自分がすでに知っているまたは注目している話題しか入ってこなくなってしまう、つまり新しい発見をする事が出来なくなってしまうという欠点です。さらに、重複した話題を扱っている記事でも、その重複しているという事自体に意味があり、例えば3人の人が話している話題はきっと重要であろう、などと判断する事が出来ます。 Scoble曰く、「私としてはフィルターされた情報ではなく、生のあなたを知りたい」と。 Dave Winerがぶち切れたせいで、ココで話題が技術的に解決する事から別の解決策の方へ移ります。参加者の人が曰く、「私は情報をフィルターするのに人を使っている、例えばScobleとか」と。 つまり、Scobleのような情報通、早耳で頭が良い人の書いているBlogを購読することによって効率的に重要な情報を得ていると。個人的にこれ良いナーと思いました。 そこで、Attention.xmlというのものに注目が集まるわけです。Attention.xmlとは、ある人が読んだもの、注目している事などを公開するための皆で決めてる策定中のXMLの規格の一つです。しかし、プライバシー的にどうかと思う訳で、自分が読んだものではなくて、いっそ逆に自分が読まなくなったものを公開した方が良いのではないかとかいう話…。 他にも、Blog等の配信側に出来る事として、Blogのカテゴリーが役に立つと。カテゴリで整理した情報が読み手にとって必要な情報を得るために役に立つと。このBlogでも、BlogWriteやHepCatに関した専用カテゴリを設け、カテゴリ毎にRSSを用意しています。また、リンクBlogを用意して、自分が購読しているBlogのリストを公開する事によって自分がどれに重要度を置いているかを読者に提示することが出来ます。 結論 結局、自分と似た興味を持ち、かつ早耳で頭いい人のブログを登録しておく、というのが一つの方法かなと。「人」を利用した情報抽出ということです。その「人」を見つけるには結局多数のRSSを登録したり、検索しなければわからないわけですが、そのうちある程度の数に落ち着くのではと思います。 例えば、Blog界隈のニュースを追いかけるにも、初めは全てのBlogサービスのRSSをそれぞれ取得していましたが、BLOG界の出来事のRSS一つで済むという事に気付きます。他にもあの人やあの人の情報を押さえておけば大丈夫、みたいな事があると思います。 同じような事は、リアルな人間関係でも似たような感じで起きている事なんじゃないかなぁと思ったりします。 投稿者 BlogWrite担当 : 2004年12月01日 11:28 トラックバック このエントリーのトラックバックURL: https://www.witha.jp/b/mt-tb-hate-spam.cgi/203 このリストは、次のエントリーを参照しています: フィードの数と情報過多: » 人を利用した情報抽出 from As mind is suitable… HepCat Dev and Test: […]